クロちゃん通信 〜お仕事場のお困りごとをズバッと解決!〜 │ 株式会社黒田生々堂 HOMEアスクルアスクル 男性用日傘・メンズ日傘のススメ。日傘は持ち歩く日陰~遮光遮熱日傘で熱中症対策!の巻~
2024/08/01
遮光遮熱効果の高い日傘を選べば、日傘はまさに「持ち歩く自分だけの日陰」!
熱中症対策として、日中の現場・営業活動には男性も日傘の利用をおススメします!
日傘と言えば女性が持つイメージが強いですが、男性用日傘もずい分浸透してきました。
気象情報会社「ウェザーニュース」の2022年の調査によると、
"日傘を持っている方は、全国平均で33%でした。また、女性のうち所有する割合は8割近く、男性も1割にのぼりました。一般に日傘は女性が持つイメージがありますが、男性も10%にのぼり、10人に1人が持っていることになります。
夏場、外を歩く際は日陰を選んで歩いたりしますが、自分で常に日陰を確保できる日傘をこの夏の熱中症対策として上手に活用したいですね。(出典:2022/06/08 09:25 ウェザーニュース)"
とのこと。
実際、特に暑くなりそうな今年は通勤や日中営業活動時に日傘を持つ男性をかなり見かけるようになってきました。
日傘と言われても「別に日焼けしても気にしないから」「日焼け止めやアームカバーで紫外線対策はしているから」「恥ずかしい」と思ってしまっていませんか?
とはいえ日差しの強い暑い日でも、日陰に入って直射日光が当たらないだけで体感温度がまるで違って、なるべく日陰を歩きたいですよね。
遮光・遮熱効果の高い日傘をつかうと、直射日光・日差しを遮り「自分だけの日陰」を作ることができるのです。
2019年環境省報道発表資料によると、下記のように発表されています。
今年度、人工気象室(気温30℃、湿度50%、日射量1.2kW/㎡、風速0.5m/s)で15分間の歩行運動を2回、男性6名により帽子のみをかぶった場合と日射を99%以上カットする日傘を使った場合との比較を行った結果、汗の量が約17%減ることが分かりました。
(出典:環境省報道発表資料「日傘の活用推進について」)
また、平成23年度に環境省が行ったヒートアイランド現象に対する適応策の効果調査でも、上着を着用して歩行するケースに比べ、上着を着用しないクールビズを実施するケースの熱ストレスは約11%低減し、さらに日傘を併用すると合計約20%低減できること、街路樹がないケースで日傘を差す効果は、10m間隔で街路樹を形成する効果に匹敵すること等、熱ストレスの観点からは男女問わず日傘を活用することが望ましいことが判明しました。
(出典:環境省報道発表資料「日傘の活用推進について」)
熱中症対策がおしごと場でも重要視される昨今、これからは熱中症対策としての日傘がもっと認知されて普及していくと思います。
熱中症対策として日傘を選ぶ際のポイントは、
の3点です。
遮光率の高い日傘を選ぶことで、強い日差しを遮り自分だけの日陰をつくってくれます。
日本洋傘振興協議会(JUPA)の遮光マークがついたものが安心です。
日本洋傘振興協議会(JUPA)遮光マークとは
遮光率が99%以上の生地を使用した商品を遮光傘、99.99%以上の生地を使用したものを1級遮光傘と呼び、一部の商品を除き、どちらも商品ラベルやタグ等に、その呼称や遮光マークを表示することになりました。
(出典:日本洋傘振興協議会(JUPA)「遮光マークについて」)
「UVカット」と「遮光」の違いは?
「UVカット」加工とは、太陽光のうち紫外線のみのカット率を示すものです。
日焼け対策としては十分ですが紫外線以外の光は通してしまうものがある為、
熱中症対策には「遮光」表示をおススメします。
「遮熱」表示のある日傘は日差しの熱をやわらげてくれます。
日本洋傘振興協議会(JUPA)の、遮熱・遮光マークがついたものが安心です。
遮光・遮熱マークとは
遮熱加工を施した生地に関して、遮熱指数の試験(内容はJUPA基準7.7.7)を実施し、指数35以上をクリアしたものに対して、品質ラベルに遮熱・遮光マークを表示することになりました。
(出典:日本洋傘振興協議会(JUPA)「遮熱・遮光マークについて」)
日傘の遮光率100%「完全遮光」とは?
日傘の中には遮光率100%「完全遮光」と表示されているものもあります。一見、99.9%より100%のほうが良いのでは?と思いますが、
日本広告審査機構(JARO)には下記のように記載されています。
- 日本洋傘振興協議会(JUPA)では、JIS規格試験に基づき、遮光率が99%以上の生地を使用した商品を「遮光傘」、遮光率が99.99%以上の生地を使用したものを「一級遮光傘」と呼び、一部の商品を除き、その呼称や遮光マークを表示できると自主基準において定めています。
しかし、上記の基準はあくまで生地状態においての遮光率の基準であり、傘そのものの遮光率について定めたものではありません。傘は生地を裁断・縫製して作られるものであり、傘の形状や使用方法等により、その遮光率は個別に違うと考えられます。
しかしながら、複数の日傘メーカーや店舗の広告において「100%遮光」「完全遮光」等、最上の遮光率をうたっているケースが見受けられます。また、その遮光率が傘自体の遮光率なのか、生地の遮光率なのかが書かれていないことが多く、消費者にとって説明不足である印象は否めません。さらに、「完全遮光」等とうたっている広告主が、その表示の根拠を示すことができなければ、景品表示法上、問題となるおそれがあります。
日傘を買うからには、より高い遮光率を求めることは自然なことですが、商品表示に根拠があるものかどうか業界団体の自主基準や、それに基づくマークなども参考にしながら選ぶことをお勧めします。
(出典:公益社団法人日本広告審査機構(JARO)「日傘の遮光表示に決まりはあるの?」)
ひと昔前までは、黒い日傘が多くみられましたが、最近では黒は日光の熱を集め傘自体が熱くなるため少なくなっています。
日傘の色は、太陽光を反射・拡散しやすい白っぽい色やシルバーがおすすめとされています。
逆に、日傘の内側は道路などからの照り返しを反射しない黒や紺がおすすめです。
遮光・遮熱日傘の多くは、「晴雨兼用」となっていますので、突然の雨にもそのまま使えます。
日傘と雨傘の2本持ち歩く必要がありません。
男性には、少し大きめサイズがオススメです。現場や見回りなどで頻繁に出入りして使用するなら、長傘タイプも便利ですね。
女性や、持ち歩きをコンパクトにしたいかたにもオススメです。